人と鳥の調和

2019年10月01日

教化部長 坂次 尋宇

■『大自然讃歌』
  『大自然讃歌』の2頁~9頁には次の様に書かれています。

天使、自然界を讃えて歌い給う―
神は唯一の存在なれど
かくの如く多種、多様、無限豊穣を生み出し給う。
地球の自然は
個にして全、
全にして個の姿を
如実に現し
吾らに神の無限相を顕示せり。
森は一つ生命の塊と見ゆれども、
近寄りて見れば
無数の生物種棲む
多様なる生命共存の場、
相互向上の舞台なり。
生物種互いに
与え合い、
支え合い、
共に競いつつ
厳しい中にも
動きと変化に富む
美しき調和到るところに充満せり。
個々の生物
神の無限を表現する如く
周囲へ拡がり、
高みを目指し、
深みを極めんとし、
大距離を移動し、
形態を変化し
他種を模倣しつつ
独自性を現したり。
これら生態系はすべての生命の共栄圏にして、
個性保ちつつ
無数に集まり
地球の表面を覆い尽くせり。
これまさに有限の中に無限現れ
無限の中に有限同居する姿なり。
神のアイディアと創造は
かくの如く汲めども尽きず、
数うれば限りなし。

本当の姿yjimage[9]
  『大自然讃歌』に示されているように、実相の世界は神・自然・人間が大調和した世界であり、生物互いに与え合い、支え合い、そして共に競い合ってその天分を伸ばしながら美しい大調和した世界が展開していると示されています。私たちはこの実相世界を現象界へ現す使命を担っているのです。
  さて、生長の家香川県教化部の境内地の面積は約6,400坪で、半分近くが森林で占められているため色々な生き物が生息しており、イノシシ、タヌキ、ウサギ、そして時には猿も出没します。中でもヤマガラ(山雀)という鳥は小型の鳥ですが、人に慣れやすいということで、4ヶ月前から餌付けをしてようやく人の手から餌を食べる迄になりました。本来人と鳥は調和した信頼関係にあるのだからこうした事ができるのでしょう。

フェスタで体験
  10月13日、生長の家香川県教化部で「香川自然の恵みフェスタ2019」が開催されます。そこで「鳥に手から餌を与える」の体験コーナーを開催します。希望の方は是非ご参加下さい。