講師信仰随想「大感動の講習会」
2022年09月17日
高松市 三村紀久子
平成元年12月の初め頃、姑さん宅のポストに入っていた『白鳩』誌(姑さんは前に購読していたこともあったそうです。)を、私に「これ読んでまい。いいことが書いてあるから。」と薦められました。息子のことで悩んでいたことを知っていたらしいのです。
私は、強い姑さん、きびしい姑さんとどうしても一緒に住むことができなくて、長男の主人を泣き落として、別に家を構えて住んでおりました。『白鳩』誌を読んで、平成元年12月23日(平成天皇様の最初の天皇誕生日で、祭日になった日)に生長の家の総裁先生がご指導される講習会に参加させていただくことになりました。祭日なので家にいる主人に、「昼までに帰ります。」と言って、どこへ行くとも告げず出かけました。講習会では、体験談、清超先生のご講話を聞いてなぜかしら涙が筆記しているノートにぽたぽた落ちるのです。
お昼は本日の講話で使用するテキスト4冊を買いに受付の方に行きました。いっぱいの本にびっくり!!テキストは4冊、主人用、私用、子供達用と購入し、あと『生命の実相』2冊購入しました。この2冊は、隣の御主人がどうも癌らしいので、その御主人にと購入して、元の席に戻りました。午前中で帰ると主人に約束していたこともすっかり忘れて、元の席に帰りました。
昼からは聖歌隊の合唱です。『星のように』の歌に、涙がふき出しました。
空に輝く星たちを
数えたことがありますか
数えようにも多すぎて
夜空を仰ぎ立ちつくし
神の御心おもいます。
初めて聴く聖歌。甥のことを思い出します。甥は、生まれた時母親はすでに胃癌で入退院をくり返し、甥が3才の時に亡くなりました。赤ちゃんの時から実家の母が育てていました。その甥が「僕のお母さん、星になっているとばあちゃんは言うけれど、星はいっぱいすぎて、僕のお母さん、わからん。」と。
わたしの娘、息子が「ほら、ほらあの一番明るいのが、あなたのお母さんよ。」と教えてあげていたのを思い出しました。なんとやさしい私の娘、息子と思ったことでした。
家に帰り、私用に購入した『女性教室』を読み、夫に「ハイ」を実行しました。
年が明けて、2月に宿泊して真理を勉強する練成会があることを知り、待ちこがれて参加しました。ここでも涙の練成会。姑さんに感謝ができ、「親不孝の私を許して下さい。」と両手をついて謝りました。姑さん曰く「うちの嫁が200パーセント変わった。」と近所の方に話したそうです。私はこの練成会で入信し、ひとりでも多くの方に毎月の練成会に参加してほしいと、昼食ぬきで駆け回っていました。
今の私があるのは、大感動の講習会に参加したことです。「命、喜ぶ講習会です。」