組織の目標数は、“普及誌を購読して頂く、聖使命会員になって頂くことによって、幸せになって頂く人の数”です

2023年10月01日

教化部長 久利 修

 合掌 ありがとうございます。

 秋麗の候、香川教区の皆様には益々ご清祥にてご活躍賜りますこと、心より感謝申し上げます。

 10月を迎え、今年度の運動も残す所3カ月となり、目標達成に向けて、運動に一層拍車をかける秋となりました。

 生長の家の光明化運動発展の歴史を俯瞰してみますと、生長の家が立教されたのが昭和5年(1930年)3月1日、今から94年前のことであります。

 昭和4年12月13日に「今、起て!今のほかに時はない。『今』の中に無限があり、無尽蔵がある」との神啓を受けられた大聖師・谷口雅春先生は「自分はいま生長の火をかざして人類の前に起つ。起たざるを得なくなったのである。友よ助けよ。同志よ吾れに投ぜよ」と『生長の家』誌創刊第一号の巻頭に、「人類光明化運動発進」の御決意を高々と掲げられました。

 それは何としても、この神の福音を伝え、全人類を救わずにはおかないという、谷口雅春先生の烈々たる生命のほとばしりであり、先生のお悟りが『生長の家』創刊号として結実し、一千部を発刊、無料頒布なされるというところから生長の家は始まったのであります。

 以来、生長の家の真理にふれた人々は、自己の尊さを知り、人生観がかわり、病気の治った人、或いは、夫婦不調和で苦しんでいた人が夫婦調和する、また、子供が優良児となる、倒産しかかっていた事業も繁栄する、といった様々な奇跡的な事象が起こってまいりました。

 そして、生長の家のみ教えによって救われた人々が、各地で集まりを持ち、昭和11年には、教化団体「生長の家」が設立され、昭和15年には、宗教団体法実施に伴い、当時の文部省宗務局から、「生長の家は、色々の宗教的奇跡を生ずるから、単なる教化団体というよりも宗教結社として登録するように」との指導があり、自ずから宗教として認められるようになったのです。

 大東亜戦争が終結した翌年の昭和21年、新たに公布された宗教法人令のもとに「宗教法人 生長の家」が設立登記され、海外にも真理の火が燃え広がりグローバル化が進む中、平成5年(1993年)には「国際平和信仰運動」が提唱され、同12年には生長の家「環境方針」が打ち出され、同19年より“自然と共に伸びる運動”が進められ、今や、29の国と地域にみ教えが宣布され「神・自然・人間の大調和」を祈って、“新しい文明の構築”に向かって、一大運動が展開されているのです。

 私たちは、先達のこれまでのご努力に心から感謝申し上げると共に、運動の一層の伸展を図らなければなりません。

 その為には、地上天国実現の大いなる夢を描き、神・自然・人間の大調和を信じる人々の輪を広げ、年度ごとに定められる目標数を確実に達成し、着実に伸展していくことが求められるのです。

 私たちの定められている運動目標は「普及誌購読者」「聖使命会員」の2つでありますが、目標数というのは、その年度において“普及誌を購読して頂くことによって幸せになって頂く人の数”であり、“聖使命会員になって頂くことによって幸せになって頂く人の数”であります。

 一人でも多くの人に真理をお伝えし、幸せになって頂く人々を増やしていくことは誠にすばらしいことであります。

 『完成の灯台の神示』には「光が近付くときすべての暗黒は消える。『真理』が近づく時、すべての『迷』が消える。『迷』が消える時、『迷』の産物なる『罪』と『病』と『死』とは消える。」と示されており、この“真理の光”こそ“無尽燈”であり、どれだけお伝えしても減るものではないのであります。

 10月15日(日)には「香川自然の恵みフェスタ2023」が開催されます。

 家族、親戚、友人、知人にお声をかけ、豊かな自然に感謝し、「人間神の子」であることをともに喜び、更にその喜びの輪を拡げて、地上天国を実現して参りましょう。