神の栄光、今、此処に

2024年10月01日

教化部長 久利 修

 ■「宝蔵神社盂蘭盆供養大祭」が、昨年に準じ新型コロナウイルス感染症の防止策を講じた方式で開催され、8月18日の「自然災害並びに世界規模感染症物故者追悼慰霊祭」、翌19日の「宝蔵神社盂蘭盆供養大祭本祭」に総裁・谷口雅宣先生が斎主としてご奉祀くださり、また、白鳩会総裁・谷口純子先生がご臨席くださって、荘厳な大祭が執り行われました。
   私は、「祭司」として真心こめて祭典にご奉祀させて頂くことが出来、誠に有り難いことでありました。
   香川教区からは9名の幹部が参列、また、多くの教区信徒の皆様がライブ配信による参列を行い、顕幽相携えて人類光明化運動・国際平和信仰運動に邁進する決意を新たに致しました。

■ 8月26日、白鳩会「きらめく会員ネットフォーラム」が開催され、その中で発表された高松南部総連・中平千鶴講師の体験談は誠にすばらしく、此処に紹介申し上げ、信仰することの尊さ、有り難さを共有させて頂ければと存じます。

■令和6年6月2日に主人が亡くなりました。
   葬儀が終わった7日後、私は脳梗塞で倒れ、救急車で病院に運ばれ、緊急手術後、入院することになりました。倒れる前日に少し具合が悪かったのですが、その日は過ぎ、翌朝7時30分頃、左手の様子がおかしくなった後に気を失い倒れました。気を失う寸前に「私は病気をしておりません。私は大病をしておりません」と2回心の中で叫んだのを覚えています。「神様助けて下さい」とは言いませんでした。
   その日は娘が休日で家におり、すぐに救急車を呼んでくれました。発見が遅くなれば死んでいたか、かなりの後遺症が残ったところを免れることができました。
   救急隊員の方も少ない症状から的確な判断をし病院に運んでくれました。また運ばれた病院も月曜日の8時30分頃で、脳神経外科の先生方4人全員が揃っておられ、スムーズに処置に入ることができたそうです。最初の診断では症状が軽く、手術の必要もないかもしれないとのことでしたが、その後、2度目の脳梗塞を発症し大きな手術をする事になりました。このようなケースは珍しく、先生方も戸惑われたそうです。
   しかし、主治医となって下さった30代の先生が適確な判断と処置を次々として下さって手術は無事に成功しました。主治医の先生から、大変な状況でしたが全てのタイミングが合い、良いことが重なりましたと話していただきました。
   その後、集中治療室ではこのようなことがありました。「この方は言語が助かっている」と看護師さんが話しているのを耳にし、「私は、言語が助からなかったら困ります。私は人を幸福にする話をする人だからです」と伝えました。看護師さん達がその話を聞きたい、どこに行ったら聞けるのかとのことでしたので「生長の家です」と答えました。すると突然男の先生が現れて「生長の家の話をしている方は誰ですか、私も谷口雅春先生の教えを小さい時から聞いて育ちました。『白鳩』も読んでいたし生命学園にも通っていました」と話して下さって、生命学園の歌まで歌ってくれました。私は病院で谷口雅春先生のお名前を聞くことができたことに感動し、大声で泣きました。自分が一生かけて生長の家の教えを学んできたことが本当に良かったと、とてもとても嬉しかったです。
   入院中はお世話になっている皆様に感謝の毎日で、神様に全託し、過ごさせていただきました。約12日間で退院することができ、後遺症もなく元通りの生活を送ることができています。
   健康と病気、生と死、楽と苦、これら相対の世界を超越した久遠の今、絶対善なる世界を遂に自分のものにすることができるという教えを今、実感しています。
   毎朝起きると生かされている元気な自分に感動して胸が熱くなります。死んでいても不思議ではないのです。生きているのが楽しいです。
   生まれ変わって新しい人生を歩みはじめたのだと思い、生長の家の教え「実相独在」「現象はない」という教えを伝えていくことに邁進させていただきます。
   神様、本当にありがとうございました。