常に自我を滅却し、大神の御心に添い奉りて 地球社会貢献活動に邁進しよう 

2025年10月01日

教化部長 久利 修

 

 合掌 ありがとうございます。

 清秋の候、香川教区の皆様には益々ご清祥にて、ご活躍賜りますこと、心より感謝申し上げます。

■3年に1度、行われる定期役員改選を終え、この10月1日より光明化運動を担う新しい体制が整いました。
  白鳩会は、任期3期(9年間)すばらしいご活躍をなさった前任者・岩瀬久美子講師の後を受け、白鳩会連合会長に塩田靖子講師が新たに就任、相愛会を始めとする他の組織は、相愛会連合会長・清水逸男講師、地方講師会長・長田正子講師、栄える会会頭・山地隆之講師、教職員会会長・山下優花講師が再任され、尊い使命を担って頂くことになりました。
  白鳩会、相愛会、講師会、栄える会、生教会の教区役員、地区連、単位組織の長である白鳩会支部長・相愛会長の皆さまも確定し、神様の御心に添い、それぞれの、すばらしい使命を果たされることに心から感謝申し上げます。新しく任に就かれた方々、又、再任された方々、共に力を合わせ、人類光明化運動・国際平和信仰運動に
取り組んで参りたいと存じます。

■私は、かねてより、信仰者としてリーダーとして必要な資質について、皆さまにお話申し上げてきた内容で
ありますが、最も必要とされるものは、「私心を去り」「自我を滅却し」「心を空しゅうして」
「神の御心に添い奉り」「栄光を神に帰す」ことであると考えています。
  どんなに能力があり、社会的な地位や名声があろうとも、私心(わたくしごころ)があると、神の無限の力と
つながることが出来なくなり、従って、その能力には限界が設けられることになり、その結果、運動成果も伸び悩むことになります。
 また、己の都合や私心があると、本部方針や総裁先生のご指導に異を唱え、道を外し、間違った方向にそれることになります。
   『生長の家』信徒行持要目

 常に自我を死に切るべし
とあります。その説明には
 常に肉体本来なく、物質
 本来なく、自我本来なく、
 唯神の生命、今此処にあ
 らわれて生くると思いて
 感謝して作務すべし。
と説かれています。
 自我を死に切ったとき、
現象の我は無く、実相の我、唯神の生命が今此処に、現成するのです。
本当の自分は、肉体人間や欲望人間ではなく神性人間・仏性人間であり、神性・仏性そのものが光輝くのであります。

■私たち、生長の家では、「神・自然・人間は本来一体である」という宗教的信念から
「“自然と共に伸びる運動”」を展開して参りました。
昨年4月には「地球社会の一員として、宗教法人“生長の家”布教・環境方針」が打ち出され、生長の家が取り組んでいる運動の内容が、一般社会に、具体的に明確に、示されました。また、運動の重点が“数から質へ”と転換し、2025年度からの運動スパンも1年から3年へと延長され、眼下喫緊の課題である「地球温暖化」とそれに伴う「気候変動」の問題解決に焦点を当て「自国中心主義」「人間中心主義」を排し、動物・植物・菌類などを含めた地球社会全体のことを考えて活動する地球社会貢献活動を力強く、自教区の実情に合わせ、運動を展開することが決定されました。

■香川教区では、〈光輝く教化部会館へ~耐震・社会貢献 オープン食堂の開催を目指して~〉4月より開始された「教化部会館改修のための献資募金活動」は、皆様方の真心こもる献資募金により、すばらしい成果が、
今月も続々と寄せられています。

■10月5日(日)「教区新役員就任奉告祭」が午前に、午後から「生長の家香川県教化部 令和の大改修改修工事説明会」が行われます。実務設計図面と見積もりも決定され、説明会当日は、設計・施工を担当される
株式会社・菅組様も同席され、改修工事の具体的説明をして頂くことになっています。皆さま方の、振るってのご参加を、お待ち申し上げます。

                                                                               再拝