イチロー先生 第二弾

2021年08月01日

教化部長 坂次 尋宇

■ズバリ解答school_sensei_kokuban_woman[1]
 昨年の生長の家香川県教化部ホームページ7月の「めんくい」に、インターネットの動画サイトにあるSMBC日興證券提供の「おしえて!イチロー先生」を紹介しました。イチローさんが先生となって小学生のクラスから大人のクラスまで、それぞれの生徒からの質問にズバリ答えるというものです。今回はその続編を紹介致します。

■質疑応答
▽女子青年:「人生お金が全てではない」と言う言葉をどう思いますか?
イチロー先生:お金が全てではないが、お金をどう稼ぐかということよりも、お金をどうやって使うかが大切で、これに最もその人の人間性が出ます。人に喜んでもらうためにお金を使うという綺麗なお金を使う人になってもらいたい。
▽中年女性:老いに対して受け入れるか抗った方がいいのかどう思われますか?
イチロー先生:男性はそれなりに年を重ねた雰囲気が欲しい。人は見た目ではなく、その人から出ているエネルギーが大切で、そのエネルギーの老化こそ気をつけなければいけない。
▽女子青年:今までの人生の中で不安や自信を無くしたことがありましたか?
イチロー先生:ずっと不安でした。野球に対する自信を失ったことはありませんが、チームの人との関係で自信を失い、日本へ戻ろうと真剣に思ったことがありました。でも踏みとどまって良かったと思います。一度は頑張ってみましょう。

■魂の向上を目指して
 イチロー先生の解答に説得力があるのは、現象の物質的・肉体的なものに対する解答ではなく、常に精神的・魂的に人間が向上する為にはどうすべきかという視点から物事を見ることを示して下さっているからだと思います。
 谷口清超先生著『伸びゆく日々の言葉』の27頁に次の様にあります。

必ず春が来る
 冬がいかに寒くても、それが永遠に続くわけではない。必ず春がきて、花がさき、鳥が歌う。そのようにこの人生では、いくら暗く悲しくつらいことがあっても、やるべきことをちゃんとやり、神を信じ、祈り、そして行じていると、人生の春が訪れる。それを信ずることが出来る人は幸いである。(後略)