教化部境内地 スイセンが咲き始めました!
2025年02月01日
教化部会館北側に、新たに花壇が造成し、11月17日の青年一日見真会でスイセン、ビオラ、パンジー、チューリップの植栽を行いました。
その時に植えたスイセンがつぼみを付け、2月1日に一輪、真っ白な花を付けて咲いています。
スイセンはヒガンバナ科スイセン属の多年生の球根植物です。
また、草丈はおおよそ20cmから40cm程度で、中心がカップ状になったお花が特徴的。
スイセンは早春の肌寒い季節に花を咲かせ、すっと伸びた茎の凛とした立ち姿や俯いたような花が儚く魅力的な植物です。
スイセンはヨーロッパのスペインやポルトガルが原産地。
古くは紀元前800年前から人々とのかかわりがあった花であり、ホメロス(古代ギリシャの詩人)により詩に詠まれていました。
改良の歴史は100年を超え、RHS(英国王立園芸協会)には1万種を超す品種が登録されており花色や草姿などを分けて12系統に分類されています。
実際には2万種を超える品種があると言われています。代表的な品種にはラッパスイセン、八重咲スイセン、房咲スイセン、口紅スイセンなどがあります。
花色は白や黄色をメインとし、花色が豊富なわけではないのですが、草姿や花姿がそれぞれ異なるのでとても多彩な趣があります。
ニホンスイセンはヒガンバナ科スイセン属の、日本では古くから親しまれてきた房咲き系スイセンです。
一本の茎に芳香のある花を房のようにつけるのが特徴です。
副冠(花の中心の部分)は黄色ですが、他の花弁は白色です。
原産の地中海沿岸部から平安時代末期に中国を経て伝来されたといわれ、室町時代には日本の文化や俳句にもその存在が見られるようになりました。
本州の関東地方以西、四国、九州の海岸では野生化し群生地では美しい景観をつくりあげています。
開花期は12月~4月までと言われ、寒い季節から暖かくなるまで長く花を楽しむことが出来ます。
特に気温の低い季節に咲いた花は長持ちすると言われています。
草丈は20㎝~40㎝程度。
「花言葉」
スイセンの花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」です。
また、スイセンは花の色ごとにも花言葉があるとされ、ニホンスイセンは白色なので「神秘」「尊敬」という花言葉です。