取組事例

生長の家・香川教化部では「生長の家環境方針」の基本認識、行動指針に則り様々な地球環境対策に取り組んでいます。

もとok前11月号3頁トピックス記事 写真 風力発電

山地さん宅の屋上にあるサボニウス式風力発電

オフグリッドシステムの実現

 善通寺市の山地隆之さんは、「自然と共存する家づくり」をモットーに、讃岐の風土に合った国産材での家づくりを行っている建設会社「菅組」(三豊市)で、一級建築士として住宅設計の仕事をしています。

 オフグリッドとは、電力会社などの送電網につながっていない、独立型電力システムのことです。グリッドとは送電網のことであり、それをオフ(切る)する、という意味です。原発や化石燃料に依存している電力網を完全に切り離して、自然エネルギーのみで自立するオフグリッドシステムでの生活を理想としますが、そこに至るまでの過渡的なものとして「部分的オフグリッド」という考え方もあります。市販されているオフグリッドキットなどの比較的小規模な発電システムを用いて、照明や携帯電話の充電といった限定的な量の電力をまかなう方法です。

もとok前11月号3頁トピックス記事 写真 キャンプ用

キャンプ用の太陽パネル蓄電池セット

 ポータブルな発電システムならば初めての方でも簡単に扱えます。例えば今人気のキャンプ用品として売られている500Whの蓄電池と100W太陽パネルキットがあれば、書斎の照明と携帯やパソコンの充電は十分可能です。この500Whという蓄電量は50Wのテレビを10時間使える電力が蓄えられるということです。この場合電源は自然エネルギーの太陽の恵み、天然100%の電気ということになります。昼間のおひさまの光で夜の机を明るくするわけなので、聖典を読むのも、聖経読誦するのもとても気分爽快な書斎になります。こうしてささやかな「新しい文明」をスタートすることが出来ます。このように我が家ではキャンプ用の太陽パネル蓄電地から初めて、次にそれより少し大きいキャンピングカー用のシステム、さらに家庭用風力発電装置を導入しました、そして今は本格的な合計50KWhに及ぶ蓄電システムを導入して電気自動車を走らせることにに取り組んでいるところです。

 

廃油石けん

白鳩会の環境対社会対策部のメンバーが丸亀市の増田さん宅に集まり作っています。

廃油石けん

  • リサイクル

    家庭から出た廃油(食用油)を流さず、ゴミも減ります。

  • 環境にやさしい

    廃油石けんで洗ったお水は24時間でお水と炭酸ガスに分解されます。

  • お財布にやさしい

    食器洗いやお風呂にトイレ、衣類の洗濯にも使用でき、合成洗剤を買う必要がなくなります。

  • オリジナル石けん

    コーヒーかすやアロマ・ハーブなどを混ぜてオリジナル石けんを作ろう。

EMとは?~台所が宝箱になるおはなし~
EMの活用方法

「EM」は乳酸菌・酵母菌・光合成細菌などの”善玉菌”の集まりで、そのまま水に流せば汚れの原因となる、米のとぎ汁などの有機物で誰でも簡単に培養ができます。
家庭での掃除にも活用できますし、EMの持つ発酵分解の作用で藻や汚れ、悪臭のもとが分解されるので、学校のプール掃除でも活用されており、洗剤を使わず、人体にも自然にも優しいこの方法は、様々な立場の人々の間で注目されています。
また、生ゴミを発酵させて作った肥料や堆肥は微生物が作り出すアミノ酸やビタミンなどの栄養に富み、土壌改良にも有効であるため良い野菜ができ、家庭菜園をする人や農家の人々の間でも活用されています。