宝くじ、「やっぱり外れたか」は想い通り
2020年05月01日
教化部長 坂次 尋宇
■アクセス数10万回を達成!
生長の家香川県教化部のホームページは、平成27年9月17日に開設いたしましてこの5月で4年と8ヶ月を迎えます。ホームページでは当教区における生長の家の行事案内や信徒の活動の様子、私の「めんくい」等の拙い記事をご覧頂き心より感謝申し上げます。今年に入り当ホームページのアクセス回数が増加して来まして、毎月約3000~4000回を数えるまでになり、4月29日でついに累計10万回を越えました。
これもひとえにご覧いただいた皆様方からの暖かいご支援と思い、心より感謝申し上げます。これからも内容を一層充実させて参りますので、宜しくお願い致します。
■骨折
宝くじが外れたと言う人は、初めから「当たらない、外れる」と想っている人で、「やっぱり外れた」と言う言葉が証拠です。ですから「当たる」という想念より「外れる」という想念が強く「外れ」となって想う通りに実現したということになります。
今から30年程前、私はAさんと言う男性に会いたくありませんでした。それは、例えばプレゼントをもらってもお礼を言い忘れて時期を逸してしまい、今更言えないというような事です。それでAさんが私の職場に来ると、見つからないように隠れてしまうのです。私は、知らないうちに心の中で「Aさんに会いたくない、会いたくない」と唱えていました。
人間の運命は、現在意識で使用するコトバ(発声音、想念、表情)を繰り返し使用することでそのコトバが潜在意識に蓄積され、縁に触れて潜在意識に蓄積された想念が現象世界に、つまり運命として現れて来るのです。私の心の潜在意識には「Aさんに会いたくない」という想念が蓄積されていったのでした。
半年程過ぎた頃、仕事でどうしてもAさん宅を訪問しなければならない事になりました。訪問する日の朝の神想観でAさんの笑顔を思い浮かべて「あなたと私は大調和です。私はあなたが大好きです。あなたも私が大好きです。」と唱えて祈りました。50CCのスクーターでAさん宅に向かう途中の右カーブで転倒し、右肩から地面に落ちたため右の鎖骨を骨折してしまいました。そのためAさん宅に行くことを断念してタクシーで病院に行くことにしたのです。
■会いたくないことが実現
病院に向かうタクシーの中で、どうしてこんな事になったのだろうかと考えていましたら、骨折の原因がぱっと分かりました。それは「Aさんに会いたくない」という潜在意識に蓄積された想念を現実化するためには、転倒による擦り傷程度ではAさん宅を訪問しなくてはなりませんが、骨折という事故を起こすことでAさんに会いにいけない状況を作り出していたと分かったのです。心の底では「Aさんに会えずに済んでよかった」と喜んでいる自分を発見しました。
私達は常日頃から良いコトバ、明るいコトバ、積極的なコトバをどんどん使って、良い運命を創って行きましょう。
■コトバの力を積極方面に活用せよ
『神と偕に生きる真理365章』の257頁には次の様にあります。
想念は“無声のコトバ”であり、言語は“発生のコトバ”である。どちらも、そのコトバの力によって、コトバの内容とするものを表現することになるのである。されば、常に積極的なことを想念し、積極的なことを語って、苟も消極的なことを心に想い又は言語に発することなかれ。苟も暗いこと、悲観的なこと、病的なことを想い又は語ること勿れ。毎日、自己の想念と言語とを吟味して善きことのみを想い且つ語って、悪しき事を想い且つ語ることなかれ。如何に現象的には悪しき事があらわれていても、それを克服する努力をつづけながら、「これが善き事の来る前提である。必ず善き事が来る」と想い、且つ言葉で唱えるようにしていたら必ず善き事の実現を見るようになるのである。