奥深い炭焼き

2021年04月19日

実相寺相愛会 東原孝経

 今回で5回目になる炭焼きは前回の教訓(全て灰になった)を踏まえ、昔、地元で炭焼きをした時の記憶を思いだし、煙突の形を変えて空気をより取り込めるように改良しました。

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炭焼きの段取りの説明を行う東原氏 (写真左:東原氏、右:大浦副会長)

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窯の奥の竹を燃やさないように焚き口の手前で薪を燃やす。

 参加された大浦副会長に炭焼きの段取りを説明して火入れを行ってもらい、焚き口の奥ではなく手前の薪を焼き、熱だけを送るように心がけました。

   夜は薪を絶やさないため、寝ずの番です。夜を共にした兎子尾事務局長とは色々な話をしました。生長の家の御教えの伝道方法やコロナや時事問題など毎回たくさん話します。信徒の方々がもっと参加してくれたら一層楽しいのにと時々思います。

 夜が明け、午前11時頃に炭焼き窯を密閉して余熱で蒸らします。竹酢は14㍑搾取でき大成功でした。

   炭焼きから6日後、まだほのかに暖かい窯を心配しながら、教化部職員の立ち会いのもと窯開きをしました。結果、薪の火種が少し残っており竹炭の約9割方が灰になっていました。残念でした。今後に向け改良と窯の見直しが必要だと実感しました。

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窯の奥の蓋を取ったら今回も残念ながら竹はほぼ灰でした。

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残った少量の竹炭を前に改善方法を話し合った。