喜び勇んで、愛の大伝道を展開しましょう

2023年05月01日

         教化部長 久利 修

 合掌。風薫る、さわやかな季節となりました。
 香川教区の皆様には益々ご清祥にて、人類光明化運動・国際平和信仰運動にご活躍賜りますこと、心より感謝申し上げます。
 私が教化部長としてまず取り組みたいことは、香川教区の幹部・信徒の方々に、幸福に、豊かに、健康になって頂きたいことであります。そして、その喜びの環(わ)を広げて香川県民・95万名への愛の大伝道を展開したいと考えています。
 そのためには、人間・神の子の大真理に目覚めることが大切です。
 『日々読誦三十章経』の30日の経言(のりごと)には、次の真理の言葉が燦然と光を放っています。
 今・此処・天国を実現する言葉
 絶対者と一体(ひとつ)になる最高の神想観はただ一つ しづかに坐して次の如く念ぜよ。
『吾が中に、神が今此処に、そして天国が今此処にある』
 私は生長の家の聖典、書籍の中で、“最高の神想観はただ一つ”と書かれているところを他では知りません。
 このような素晴らしい真理の言葉は丸暗記して、いつでも、どこでも、繰り返し、コトバに出して唱えることです。
 暗記していると、道を歩いている時も、電車やバスに乗っている時も自由に唱えることが可能です。
 昔の武士の子弟は幼い時から四書五経を素読し勉学に勤しみました。幼い時は、その意味が良く理解できなくても長ずるに従って意味が深く分かるようになり、人格形成や生き様に大きな影響を及ぼしました。
 生長の家では、神想観の励行と、常住座臥の祈りの大切なことを教えていますが、この『日々読誦三十章経』の30日の経言を唱えることは、実に素晴らしいことです。
 朝、目覚めた時に、この真理の言葉が思い浮かぶようになれば、しめたものです。
 久遠生き通しの善一元の神の生命が、今・此処に生きていることが如実に実感できるほど無上の悦びはありません。
 この神の子の自覚が深まってきますと、他の人を見たとき、ああ、この人も神の子である、あの人も神の子であると拝めるようになってきます。街ゆく人々も皆、神の子である、こんなに沢山の神の子がいらっしゃる、香川県民93万名、ことごとく神の子であると確信が持てるのです。
 これら多くの方々に真理を伝え、喜び溢れる生長の家の生き方を是非味わって頂きたいと思うのです。
 さあ、今こそ、喜び勇んで「神・自然・人間の大調和」を祈り、「新しい文明の構築」に向かって、愛の大伝道を展開しょうではありませんか。